Netflixで配信されている人気作品には、スクリーン上でもプライベートでも注目されている豪華俳優スター陣がたびたび登場します。もちろん、新しく独創的なテーマが人気作になることもありますが、サンドラ・ブロック、ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズといった個性派俳優が出演しているだけで、映画ファンにとっては魅力的な作品となるのです。いずれにせよ、Netflixで最も視聴された映画(現在の基準では最も視聴時間が多い映画)ランキングには、アクション、ドラマ、ロマンチックコメディなど、いろんなジャンルが含まれています。以下にて、ランキング上位の作品をいくつかご紹介するので、ぜひご覧ください!

  1.『レッド・ノーティス』(2021年)

ハリウッドの一流俳優が1人出演しているだけで映画ファンの興味を大いにそそるのなら、ガル・ガドット、ドウェイン・ジョンソン、ライアン・レイノルズという最強スーパースター陣が集結すれば、Netflix史上最多視聴作品になったとしても何の不思議もないでしょう。本作『レッド・ノーティス』は、ローソン・マーシャル・サーバー監督によるハイリスクな強盗スリラー映画で、メインキャラクターの魅力と相性が抜群な一作に仕上がっています。あらすじは、FBI捜査官が美術品泥棒と手を組んで、はるかに有能な犯罪者を捕まえるという定番なシナリオですが、面白い側面がたくさん描かれています。ただし、映画批評家からの評価は低く、現在Rotten Tomatoesでの支持評価は36%となっていますが、とはいえNetflix上ではこれまでで最も視聴された作品です。

  2.『ドント・ルック・アップ』(2021年)

『ドント・ルック・アップ』は、アカデミー賞受賞監督、現在のハリウッドを代表する豪華キャスト陣、そして現実世界においても議論を巻き起こした題材により、Netflix史上2番目に多く視聴された映画となりました。本作には、レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスをはじめ、メリル・ストリープ、タイラー・ペリー、ティモシー・シャラメ、アリアナ・グランデなど、ほぼすべてのシーンで世界的スーパースターが登場しています。正直、気候変動などの問題に対して社会がどう向き合うかという風刺的な描写は、以前のアダム・マッケイ監督作品ほど繊細ではありませんでした。がしかし、ここ数年人類が経験した新型コロナウイルス流行の影響を受け、本作が世界中の視聴者からの注目を集めたことはたしかでしょう。

  3.『バード・ボックス』(2018年)

Netflixは近年、ハリウッドのトップ俳優をたびたび起用していますが、2018年の時点ですでにサンドラ・ブロックという世界的に有名な俳優とタッグを組んでいました。Netflixオリジナル映画『バード・ボックス』は、その大々的なマーケティングキャンペーンと興味深いテーマによって、すぐに話題作として注目を浴びました。サンドラ・ブロック主演の本作は、奇妙な獣をちらっと見ただけで命を失ってしまうという世界の終焉が迫った未来を描いています。また、本作を視聴した人が目隠しして何かをする動画、”バード・ボックス・チャレンジ”というものがSNSを中心に流行し、予想以上にその影響が大きく広まりました。

  4.『アダム&アダム』(2022年)

人気俳優ライアン・レイノルズとNetflixはたびたびタッグを組んでおり、その関係性は実りあるものであり続けているようです。2022年に配信された映画『アダム&アダム』は、『6アンダーグラウンド』と『レッド・ノーティス』に続く、ライアン・レイノルズが出演したNetflix映画3作目です。ストーリーは、ライアン・レイノルズ演じるパイロットが若き日の自分自身と出会って冒険を繰り広げるというタイムトラベルSFアクション映画で、宇宙船での迫力アクションと感動的な家族の絆が描かれています。またライアン・レイノルズ以外にも、ゾーイ・サルダナ、ジェニファー・ガーナー、マーク・ラファロなど、豪華キャスト陣が出演し、本作のヒットに貢献しました。